夏季休業中に行われた各種大会、合宿の報告です。
7/29~8/2まで山形県天童市(NDソフトスタジアム)で開催された2017南東北総体に3年生の山崎さんが出場しました。昨年まではリレー競技を含め大人数での参戦が続いていましたが、久しぶりに1名のみという少々寂しい遠征となりましたが、自身3回目のインターハイということで非常に落ち着いた精神状態で普段通り競技に取り組むことができていました。結果としては出場した800mで予選敗退となりましたが、全道大会後に左足の故障が見つかり大会前日まで治療しながらの出場であったことを考えると、今できる全力のレースができたのではないかと思われます。会場となったNDスタジアムには日替わりでOB・OGの方々が激励に駆けつけてくれ、本校陸上部の伝統と絆を強く感じることができました。
インターハイ終了後、8/3~5までの2泊3日の日程で、毎年恒例となっている標茶町でのサマーキャンプを実施しました。1,2年生だけの新体制で迎える初めてのイベントであり新チームの結束を固める重要な機会となりました。このキャンプでは夏季休業あけに行われる高体連新人大会に向けて、強靱な体を作り上げるための泥臭いトレーニングを中心に行いました。また、チームの一体感とコミュニケーション能力の向上を目指し、全日程生徒が主体となり自炊生活をしました。家庭での調理手伝いとは作る量も調理時間も大きく異なるので、悪戦苦闘しながら協力して取り組む様子が見られました。また、同時期に来町しトレーニングを積んでいた女子実業団長距離チーム(4社)のご厚意で、長距離パートの選手たちは日本トップクラスの実業団選手たちとともに練習させていただきました。リオのオリンピックに参加した選手もいて、多くの刺激を受けながら充実した走り込みができました。ある日の練習メニューでは50kmの距離を走破するなど、自分の限界値や価値観がまるっきり変わるような経験ができました。
8月12,13日には、地元釧路で国体の北海道予選会が行われました。全道各地から10月に愛媛県松山市で開催される国民体育大会の北海道代表をかけた激しいレースが展開されました。サマーキャンプの疲労は抜け切れていませんでしたが、地元での開催ということで参加した選手たちは気迫あふれるレースを見せてくれました。入賞者は以下の通りです。
少年共通男子5000mW 渡邊(1年) 第6位
成年女子800m 稲村(2年) 第4位