8月6日(火),7日(水) の2日間、市立釧路総合病院において、医療職を目指す本校2年生9名は、札幌医科大生10名と合同の「地域密着型チーム医療実習」を行いました。本実習は医療現場で医療職、医大生の方々と交流することで、現場で必要な資質・能力について考えるきっかけにすることが目的です。初対面の方と積極的に意見を交わし協力する体験を通し、自身の疑問を投げかけるなど、今後、目的意識を持ち、より充実した高校生活とするためのより良い勉強の機会となりました。8月6日(火)〇研修医、理学療法士によるプレゼンテーション 研修医や理学療法士の一日など、具体的にどのような活動をしているのか、そしてそのやりがいなどについて語っていただきました。
○メディカルカフェ開催に向けての準備
明日行われる「メディカルカフェ」に向けて、係分担や業務内容の打ち合わせを行いました。初対面の方と話すので緊張していましたが、時間が経過するにつれ積極的に話ができたようです。
〇ドクターヘリ,通信センター,緊急外来見学 道東における緊急医療の現状と、平成21年より釧路で運航を開始したドクターヘリの役割を学びました。残念ながら濃霧のため、実際にドクターヘリを見ることはできませんでしたが、その雰囲気だけでも感じることができました。
8月7日(水)○メディカルカフェ「緩和医療~いのちの終わりに何を考えるのか~」運営協力1Fホスピタルホールにて、釧路市立病院緩和ケア内科部長 岡澤林太郎先生の講演が行われました。講演の運営は札医大生と湖陵生が中心となり、受付、司会、誘導など手伝いをさせていただきました。 〇ディスカッション・発表 午後からは、札医大生、研修医、看護師、理学療法士、検査技師、放射線技師、助産師、栄養士の皆さまと「メディカルカフェの運営について、自分の目指す将来像について」というテーマでディスカッションを行い、話し合った内容についてまとめ発表を行いました。また、最後に湖陵生から現場で働いている市立病院のスタッフさんやこれから医師を目指す札医大生のみなさんと懇談をし、有意義な時間を過ごさせていただきました。 2日間の実習を通して、医療職に携わっている皆さんのコミュニケーション能力の高さ、これから医師を目指す大学生の皆さんの意欲の高さなど、実際に目の当たりにして感じることができたことは、高校生にとって大きな収穫でした。本実習にあたり、釧路市立病院のスタッフの皆さん、札幌医科大学の皆さんに感謝申し上げます。