9日(金)
この日はホテルを出発後パジュへ移動し、「DMZ(非武装地帯)」を視察しました。まず10日ほど前に完成したばかりの都羅展望台から、北朝鮮の風景と非武装地帯、北側の開成工業団地、板門店、開成市などを眺めました。その後、臨津閣を渡り、第3トンネルの中に入りました。最後に都羅山駅を訪問しました。
昼食後はソウル市内の漢城大学校へ移動し、グループ別意見交換および夕食兼感想報告会に出席しました。まずグループ別意見交換では、13グループがそれぞれの部屋に分かれ、初日から取り組んできたミッション(韓国で出会った印象的な人、日韓の比較、韓国を1語で表すと何か、日韓関係で取り組むべきことなど)についてディスカッションをし、「ソウルで出会った韓国・韓国人」というテーマのパワーポイントによるプレゼンテーション資料を作成、韓国語と日本による発表練習を行いました。その後、夕食兼感想報告会が行われ、最初にこのプログラムに参加した生徒全員に1人ずつ韓服姿の写真付き終了証明書が漢城大学校国際交流部長より手渡されました。次に、13グループによる発表が行われました。最後に、日本から参加した生徒が感謝の意を込め、河南(ハナム)高校で披露したよさこいダンスを披露しました。
10日(土)
仁川国際空港に到着後、この日も朝から同行してくれていた漢城大学校の教授と学生たち、通訳ガイドの皆さんへの送別式を行いました。その後、大韓航空にて新千歳空港に移動し、空港で解団式を行い解散となりました。式では、外国語部長2年須藤千歌さんが生徒代表として引率してくださった方々へのお礼と解団にあたっての挨拶をしました。
このプログラムでは、訪韓中および帰国後に、SNS等インターネットを用いた日本についての情報発信(交流の経験、日本について何を伝えたか、日韓の比較、継続的な日本の魅力の発信等)を行うことになっています。本校生徒も、各学校や近隣校(小学校~高校)・近隣地域等公共の場のプレゼンテーション等の報告会のための「アクション・プラン」を計画し実施する予定です。