来訪者458250
平成26年4月7日以降の来訪者

来訪者数(概算)

平成29年度
 4月 10,400
 5月 11,200
 6月 11,900
 7月 11,300
 8月 10,800
 9月 12,200
10月 11,000
(トータル 451,000)

平成28年度
 4月 13,900
 5月 11,100
 6月  9,500
7月、8月 25,500
(月平均 12,750)
 9月 11,800
10月 12,800
11月 11,000
12月 12,000
 1月  9,550
 2月 10,650
 3月 15,900

H27年度
4月~6月 24,900
(月平均 8,300)
 7月 10,000
 8月  8,300
 9月  9,700
10月 13,350
11月 17,450
12月 15,500
   1月  11,580
 2月 13,020
 3月 11,900

H26年度
4月 3,500
5月 6,500
6月 6,800
7月~9月 25,600
(月平均8,500)
10月 8,100 
11月 9,000
12月、1月 15,500
(月平均7,750)
2月 6,300
3月 11,500
 

校 長 挨 拶

「革新を通じた良き伝統の保持を求めて!」

                             

 北海道釧路湖陵高等学校  校長 橋 本 達 也

 

 本校のホームページをご覧頂きありがとうございます。平成26年4月にリニューアルされてから閲覧数は着実に増加し、29年3月末までには37万件を超えるアクセスをいただきました。これも、保護者・地域の皆様、そして、未来の湖陵生達の期待の表れであり、心から感謝申し上げますと同時に、大きな責任を感じております。

 本校は今年で創立105年を迎え、今月10日に新入生240名が入学して新たな1年間がスタートいたしました。校訓「 誠 愛 勇 」の心を着実に継承し、地域のリーダーとしての誇りと責任感を常に持ちながら、生徒と教職員が一体となって努力しております。

 昨年度の卒業生の国公立大学現役合格率は48.1%(114名)となり、本校史上3番目の高い率となりました。また、東京大学2名(現・浪)・東工大2名(現)・医学部医学科7名(現3・浪4)・北海道大学15名(現13〈医学部医学科を含む〉・浪2)など、浪人生も含め、あくまで第一志望にこだわり抜いて栄冠を勝ち取ってくれた生徒が多く、後輩達に大きな勇気と希望を与えてくれました。浪人生の中には、いわゆる「宅浪」という選択をし、孤独と苦難を乗り越えた生徒もいました。我々教職員も、心から安堵するとともに、最後まで努力を継続した精神力を称えたいと思います。今後も、理数科・普通科それぞれに自分の進路目標を堅持し、その実現に向かって最後まで努力し続ける湖陵生であり続けてほしいと願っておりますし、そのために最善のサポートをすることができる教職員集団である責任を感じております。本校の進路指導理念「志を高く持ち、易きに流れない」の精神を、生徒・保護者・教職員が一体となって具現化していく決意です。

 また昨年度は、本校のもう一つのこだわりである「文武両道」の伝統も大いに発揮された1年間でした。体育系・文化系ともに全道大会はもちろん、全国大会にも多くの生徒が出場しました。特に、合唱部のNHKコンクール全国大会出場に当たっては、同窓生の皆様だけでなく、地域の皆様からも身に余る応援をいただき、改めてお礼申し上げます。

 ご存じの通り、本校は文部科学省による「スーパー=サイエンス=ハイスクール(SSH)」や道教委による「医進類型指定校」・「アクティブ=ラーニング実践研究拠点校」といった様々な研究指定事業に取り組んでおります。こうした実践を通して、生徒の真の学力やキャリア教育の向上に努めております。本校受験を目指す中学生や保護者の皆さんには、様々な機会を通して本校の状況を知っていただいた上で適切な学科選択を行い、高校卒業後のより良き進路決定に結びつけていただきたいと願います。

 今後とも、本校の更なる発展のためにも、皆様からのご意見やご要望をいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

 
 
校長室より
校長室より
2017/04/18

【校長室より】今年度の挨拶

| by Web担O
平成29年度にあたり、挨拶を更新しました。
11:07
2017/04/18

【全日制入学式】橋本校長の式辞

| by Web担O
 4月10日(月)に行われた平成29年度第72回入学式での本校の橋本達也校長の式辞の全文を以下に掲載します。


 式  辞

 本日ここに、平成二九年度北海道釧路湖陵高等学校全日制課程入学式を挙行するにあたり、天方PTA会長様をはじめ,PTA・後援会・同窓会からご来賓のご臨席を賜り、また、多くの保護者の皆様にもご出席をいただき、教職員一同心からお礼を申し上げます。
 只今入学を許可いたしました二四〇名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。六名の一学年担任団をはじめ、教職員はもちろんのこと、先輩達もこの日を心待ちにしていました。本校は今年で創立百〇五年を迎える、歴史と伝統を誇る高校です。今後、そうした伝統校に入学できたからこその経験を味わうことができると思います。その一方で、伝統が保持し続ける価値は、変化によって支えられていることも事実です。変化は時に葛藤や軋轢を生みます。しかし、それを乗り越える時に生み出されるエネルギーこそが生命力の源となり、伝統と呼ぶにふさわしい価値を再生産させるのです。君達の学年から生徒全員が二一世紀生まれになります。かつて、平成生まれの生徒が入学してきた時、我々教職員は「ついに新しい時代が来た」という感慨を持ちましたが、二一世紀という言葉には更なるインパクトを感じます。そんな生徒集団がどんな湖陵高校を、どんな新しい自分を作り上げるのか、今から楽しみにしています。
 さて、高校生活の始まりにあたり、皆さんに期待することを二点述べたいと思います。 「角が取れて丸くなる」という言葉を聞いたことがあると思います。一般的には良い意味で使われる言葉です。ところが、「角を取って丸くなっちゃダメだ」という考え方もあるのです。では、どうすれば良いのでしょうか。この世に完璧な人間はいません。例えば、とても自己主張が上手な一方で、人の話を最後まで聞くのが苦手な人。誰に対しても優しくできるけれど、いざという時に自己決定できない人。とても勇気のある行動ができるけれど、入念な準備をするのは面倒がる人。長所と短所は裏表です。角を取るとは、自分の突出した部分を削り取ることです。それは、他者との軋轢を避けることにはつながるでしょうが、自分の可能性を消してしまうことでもあります。丸くなるには、角を取るのではなく、角を増やすという、もう一つの方法があります。先ほどの例で言えば、自己主張もするけれど、それ以上に他人の話を聞くことができる。誰にでも優しくするけれど、時には意見の対立を恐れずに自己決定できる。しっかり準備した上で、果敢に挑戦するといったイメージです。角を取ってできる丸は、限りなく小さくなるしかありませんが、角を増やしてできる丸は無限に大きくなる可能性を持ちます。高校三年間で自分の角を一つ一つ増やし、角を増やして丸くなっていってください。
 次に、湖陵高校が継承し続けている進路指導の理念である「志を高く持ち、易きに流れない」という言葉を、自分なりにどのように受け止め、実現していくのかを時間をかけて考えてほしいと思います。湖陵高校に入学して、勉強の面で初めて挫折を味わう人もいるでしょう。学年順位三桁という、未知の世界と遭遇するかもしれません。しかし、その時こそ、君達の本当の力が試されます。一番マズイのは、「頑張ったけど出来なかった」というのはプライドが傷つくから「やらなかったから出来なかった」というストーリーを選んでしまうことです。次にマズイのは、まだまだ勝負はこれからなのに、「自分はこんなもんだと決めつけて、自分の将来を現状に合わせることで、目の前の苦労から逃げてしまう」ことです。君達にとって湖陵高校に入学した最大の価値は、何かしらの分野で自分より優れた能力を持つ多くの先輩や同級生に出会えることだと思います。そうした環境の中で、積極的に刺激を受けながら自分を磨けるか、自分の小さな殻に閉じこもってしまうかで、君達の高校生活は分かれてゆきます。何故、レベルが高いと言われる大学を目指すのかも、全く同様だと思います。人間は環境によって育てられます。自分の大学生活を、今まで会ったことのないヤツ、自分より遙かに凄いヤツらに囲まれ、刺激的な毎日を暮らしたいと思いませんか。たった一度の人生、満足できる環境に自分を投げ込むためにも、努力する価値があると思います。人工知能の急速な発達によって社会は予想できないほど変化すると言われています。君達の子供は、「お父さん、お母さん、自動車って、昔は人間が運転してたんだってね」と言うかもしれない時代です。そんなダイナミックに変化する時代を生きる時、小さな挫折や失敗など、いくらでも取り返しがつくのです。しかし、挑戦しない限り何も得られないことは自明です。
 終わりになりますが、本日の入学式に出席いただいた保護者の皆様に心からお祝いとお礼を申し上げます。教職員一同、新入生全員が「湖陵高校に来て良かった」と満足感を胸に卒業する日まで、全力で支え続けます。そのためにも、保護者の方々との日常の連携を密にし、いつでも本音で相談しあえる関係を作り上げたいと願っております。私も一人の親として子供の高校生活を見守り、親子の距離感の保ち方の難しさを痛感しました。「高校生になったのだから、自分で判断して行動できるようになってほしい」という期待感。その一方で、「言うことは一人前になってきたけど、やることは相変わらず子供のままだな」という現実感。その狭間で、どこでバランスをとるべきか悩んだことを思い出します。そんな場面に出会った時、ある時は担任や部活動の顧問と、ある時は親同士で、本音で語り合えることが一服の清涼剤となります。そんな関係を作り合える学校となることを願っておりますし、努力したいと考えております。
 改めて新入生の皆さんに伝えたい。高校生までは、あらゆる面で人間としての基礎が形成される時期です。君達は釧根地区という世界的に見ても貴重で特徴ある自然環境に生まれ育ちました。どんなに科学技術が進歩しようとも、根底を支えているのは自然であり、豊かな自然は君達に多くの可能性を与えてくれています。皆さんが北海道で育った若者らしく、スケールの大きな人間に成長することを祈って、入学に当たっての式辞と致します。

平成二十九年四月十日
北海道釧路湖陵高等学校長  橋 本 達 也
11:06
2017/03/02

【卒業式】橋本校長の式辞

| by Web担O
 平成29年3月1日(水) に行われた第69回卒業証書授与式での本校の橋本達也校長の式辞の全文を以下に掲載します。

式 辞

 本日ここに、平成二八年度北海道釧路湖陵高等学校第六九回卒業証書授与式を挙行するに当たり、天方PTA会長様、島本同窓会会長様、梁瀬後援会会長様をはじめ多数のご来賓の方々のご臨席を賜り、加えて、多くの保護者の皆様のご出席をいただき、教職員一同、心からお礼申し上げます。
 只今卒業証書を授与された二三七名の生徒諸君、そして保護者の皆様に心からお祝いを申し上げます。皆さんとは残念ながらわずか一年間の付き合いでしたが、様々な記憶を残してくれました。最初に会話した生徒は生徒会の長出会長と佐野副会長の二人でした。湖陵高校も女性が仕切る時代の流れの中にあるんだなと思うと同時に、決して真面目ガチガチではなく、さりとて礼儀はわきまえた話しぶりに、とても良い印象を覚えたことを思い出します。湖陵祭をはじめ、全校生徒を陰から支えてくれた執行部のみんなには、改めてありがとうと伝えたいと思います。
 部活動では、合唱部のNコン全国大会出場や野球部の夏の大会での活躍が地域や同窓会の皆さんの話題になりましたが、三年生に関わるものだけでも、インターハイで陸上部の女子がマイルリレーで釧根記録を打ち立てたり、放送局と文芸部も全国に進出し、全道大会で山岳部男子が準優勝、ハンド部女子が第三位となるなど、今年も体育系・文化系双方で大健闘してくれました。一方で、理数科を中心とするSSHは、私にとっても初体験であり、驚きの連続でした。遊学館(釧路市黒金町)での課題研究発表会では、生卵を割らない落下テストが見事に成功し、大いに盛り上がりました。実験に引き寄せられ、いつまでもその場を離れようとしないかわいい男の子もいました。十年ほど経ったら、今度はあの子が湖陵生として説明役になっているかもしれないと想像すると、とても愉快です。単なる詰め込みの受験勉強ではなく、国内外の専門的研究者との様々な触れ合いを通じて、とことん考え・試行錯誤する経験は、今後の人生にとって大きな財産になると信じています。 さて、卒業生の皆さんに、最後の機会として、一点述べたいと思います。
 近年、「変化の激しい時代」とか「先の見えない不透明な時代」といった言葉が言われ、将来に対する漠然とした不安が世の中に蔓延しています。しかし、変化は最近だけの話でしょうか。「不確実性の時代」という言葉が世の脚光を浴び、常識の転換が求められたのは一九七八年、四〇年も前の事でした。更に、君達が生まれた世紀末には、まさに世界史を書き換える激動があり、今に至っています。確かに、高度経済成長期やバブルの時代のように、「成長」という言葉が何の疑問もなく使われた時代は遠い過去かもしれません。ただ、変化は世の常であり、人類の歴史を見ると、まさに変化の繰り返しとも言えます。違うのは、そのスピードが加速されたことと、何をもって成長とするのかという価値基準自体も変化しているということでしょう。
 私は、これからの社会に二つの可能性を見つけたいと思います。一つは、変化の中にこそ、挑戦する機会を見つけやすいということです。停滞した社会の中では、各人の役回りは固定されがちです。学歴社会の遺物は、まだまだしぶとく生き残っていますが、社会の変化は過去形の成果よりも、現在進行形の可能性を重視するようになり、挑戦することを恐れない者には、機会を与え続けてくれるでしょう。ただ、常に流転する舞台では、一瞬一瞬の判断基準はあくまで相対的なものであり、そこに参加するプレーヤーは相対性の海を泳ぎ続ける覚悟が必要です。それは、世界を闊歩するビジネスマンの姿を思い出させます。その一方で、世の中の全てが変化するわけではないことも事実であり、多くの物事が変化すればするほど、変わらないものの価値も更に上がってゆくでしょう。変わらないものの価値は、永遠の絶対性を求めます。単に変わらないことそのものに価値があるのではなく、変わることなく価値を維持していることが重要なのです。それは、何代も継承された匠の技を思い出させます。あなたは、どちらの道が自分に合っていると考えますか。けして二者択一を求められるわけではありませんが、自ら選択しようとする姿勢を持つことが重要です。
 皆さんがこれから社会で出会うことは、決して良いことばかりではありません。理不尽なこともある。納得いかないことも山ほどある。だからといって、否定的に考える必要はありません。自分が、世の中の何をYESとして受け入れ、何に対してNOと言うのか。その判断をする意志を持つことが、社会で生きていくということであり、自分の意志に自信を持つことができれば、世の中はナカナカ楽しいものです。理不尽の山を前にしてニヤリと笑える、そんな大胆な人間になって欲しいものです。何か迷うことに出くわした時、「どうしたらいいんだ」という言葉が口からこぼれます。私のお薦めは、「自分はどうしたいのか」という言葉です。「どうしたらいいのか」は、実は他人に答えを求めています。そして、上手くいかなくなると、誰かのせいにしたくなる。「自分がどうしたいのか」をはっきりさせれば、腹が据わり、失敗してもすぐに立ち直ることができます。ただ、自分の失敗を受け入れる覚悟だけは必要です。後で聞いてくれている二年生も、まもなく、自分はどうしたいのかの最終決断を迫られます。自分で決断する勇気を持てなかったり、失敗を恐れて決断をずるずると後回しにしないように、そして、決めたことを実現するためには何をするべきなのかを、先輩達から学んで欲しいものです。
 改めて、本日ご出席いただいた保護者の皆様にお祝いを申し上げます。後藤学年主任をはじめとする担任の六名はもとより、教職員一同、生徒だけでなく、保護者の皆様とも三年間に渡って素晴らしいお付き合いをさせていただいたことを心から感謝しております。皆さんの期待に十分には応えられなかった面もあったとは思いますが、みんなで最善を尽くして努力してきたつもりです。これからも本校を末永くご支援いただけるようお願い申し上げます。
 卒業生諸君は湖陵高校第六九期生であると同時に、釧中時代を合計すると、一〇二回生になるとのことです。一世紀を超える本校の歴史は、これからも皆さんを力強く応援してくれるでしょう。皆さんの大いなる飛躍を祈念し、また、今後は同窓生として母校と後輩を何時までも応援してくれることを期待して、式辞といたします。

平成二十九年三月一日 北海道釧路湖陵高等学校長  橋 本 達 也

08:40