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SSH活動日誌

文理探究科2年 総合的な探究の時間(KQⅡ)が始まりました!(5/15)

今年度も文理探究科2年生で総合的な探究の時間(通称KQⅡ:Koryo QuestⅡ)が始まりました。

本日は各ホームルームで、決められたグループに分かれてアイスブレイクを行い、交流を深めました。

その後、グループごとに社会課題の解決を目指した探究活動をするべく、探究のためのキーワード出しを行いました。

既に活動の終盤に向かっている3年生からどんな活動を行っているのか話を聞いたり、付箋でアイデアを出し合って意見交換をするなど、どのグループも活発な活動を行っていました。

   

E(Expansion)プラン説明会(5/9)

5月9日(金)の5、6校時に1、2年生を対象にEプラン説明会を実施しました。Eプランとは本校のSSH事業で行っている取組の一つで、熱意のある生徒たちが、最先端の研究が行われている現場での研修や、学会発表等を行うための資金を援助するものです。説明会では過去の事例の紹介や、採択までの流れの説明が行われました。積極的に活用してくれることを期待しています。説明会ののち、1年生文理探究科ではKQのオリエンテーションが行われ、理数探究科は前回に引き続きミニ探究「紙飛行機チャレンジ」に取り組みました。

  

理数科2年KCS探究 課題探究

今年度もKCS(Koryo Century Science)探究が始まりました。
昨年度多くの利用があったことから、
新たに「探究ルーム」がもう一室設置されました。

普段の教室とは違った環境で議論することができます。
高校生ならではの柔軟な発想でいろいろなことに挑戦してほしいと思います。

    

令和6年度北海道インターナショナルサイエンスフェア(HISF)&未来創造探究フェスティバル(2/7)

 札幌日本大学高等学校で開催された表記大会に1年生理数探究科4名、2年生理数科7名、普通科3名で参加しました。午前はポスターセッションを行い、自分たちの活動を発表したり、他校の発表を聴くなどし、午後は口頭発表・パネルディスカッションを聴講しました。

 生徒たちは発表前は緊張していましたが、いざ始まると堂々とプレゼンテーションを行うとともに、質問に対しても自分たちが調べたり取り組んできたことをもとに丁寧に対応していました。他校の生徒たちの質疑や聴講した発表に大きな刺激を受け、やる気をもって帰ってきたようです。

発表タイトル

1年生(HISFへ参加)「Relationship between growth of trees and water quality」(英語での発表)

2年生(未来創造探究フェスティバルへ参加)

「エゾシカの脂で燃料をつくる」

「グルコース、グルコサミン、N-アセチルグルコサミンのエタノールの生産性能を比較する」

「太陽光パネルを円形上に設置した場合と従来の発電量の比較」

1,2年生 令和6年度SSH成果発表会(2/1)

 本校の2年生による表記発表会が開催されました。理数科はKCS探究で取り組んできた課題研究、普通科はKQⅡ・総合的な探究の時間で1年間取り組んできた探究活動について、ポスター形式で発表しました。聴講者は、在校生はもちろん、運営指導委員の先生方だけでなく、コンソーシアムの方々や中学生にも来校していただいた、盛大な会になりました。発表した生徒たちは、体育館で夕日の再現実験をしたり、自作のモデルを持ち込んだりするなどして、自分たちの取り組んだ活動をなんとか伝えようと工夫していました。また、活発な議論も交わされ、今後の展望についても熱く語る場面が見受けられました。

 午後に行われた運営指導委員会では、SSHの運営指導委員の先生方から講評をいただくとともに、次年度の中間評価に向けた今後の取組について意見交換を行いました。

 

理数探究科1年KCS基礎 化学探究②(1/28)

理数探究科では、「化学探究」を行っています。

「化学探究」とは、2年生で行うKCS探究に向けて、実験ノートの使い方、実験計画の立案方法、水溶液の分析方法の習得などを目的として実施するもので、3回に分けて行います。

2回目となる今回は、水溶液に含まれる4種類の金属イオンを特定するための実験計画を立て、その計画に沿って実験を行いました。

限られた条件の中で、どのようにすればすべての金属イオンを特定できるかをグループで議論し、検証する方法が適切かどうか考えを深めていました。想像以上に深いところまで議論が進んでいる班もあり、次回の考察・レポート作成が楽しみです。

 

理数探究科1年KCS基礎 化学探究①(1/24)

理数探究科では、「化学探究」を行っています。

「化学探究」とは、2年生で行うKCS探究に向けて、実験ノートの使い方、実験計画の立案方法、水溶液の分析方法の習得などを目的として実施するもので、3回に分けて行います。

1回目となる今回は、金属イオンや陰イオンに関わる基礎的な内容の講義と基礎実験を行いました。

生徒は水溶液の色の変化により、水溶液に含まれる物質について議論しました。

釧路市こども遊学館でリサイクルアートコンテストを実施(1/19)

 

釧路市こども遊学館にて、リサイクルアートコンテストを実施しました。

本取組は、普通科2年生が取り組んでいる探究活動において、「ナッジ理論を利用したゴミ分別の促進」について取り組んでいる生徒たちが発案したものです。

 ゴミの分別に対する理解を促進することを目的に、小学生を対象にペットボトルキャップ、ペットボトルのラベルや空き箱などを活用して、アートを作ってもらう活動を行いました。

理数探究科1年KCS基礎 みそ汁の塩分濃度は? (12/18)

理数探究科1年生で、みそ汁の塩分濃度を調べる探究を行いました。

この探究は、目の前に用意されたみそ汁の塩分濃度を調べる方法を自分たちで考え、

「計画立案→実験→評価・検証」をグループで一通り体験するというプログラムです。

我々教員は実験に関わる口出しは一切せず、

生徒たちが使用したい実験機器などを安全に使えるように見守っていました。

生徒たちはこれまでの人生で学んだ知識をフル活用してどうすればよいのか考え、実験を進めました。

 

理数探究科1年「KCS基礎」釧路湿原巡検報告会(12/13)

過日実施した釧路湿原巡検で得られたデータをもとに、巡検報告会を行いました。助言者として釧路国際ウェットランドセンター技術委員長 新庄 久志 様に来校いただき、さっぽろ自然調査館 渡辺 修 様、渡辺 展之 様には、オンラインでご指導いただきました。

生徒たちは水質と湿原の植生の関係、地表性昆虫とその周辺環境、太陽光発電の増加が湿原に与える影響、シカと地表性昆虫の関連性などをテーマに、12グループに分かれてスライドを作成・発表するとともに、データの取り扱い方や仮説を立証するデータが得られなかった時の議論の方向性など、今後につながるアドバイスをいただきました。

    

文理探究科1年、普通科2年「KQⅡ・総合的な探究の時間」中間発表会(11/28)

11月28日(木)6,7校時にKQⅡ・総合的な探究の時間の中間発表会を行いました。

本プログラムは、普通科2年生が取り組んでいる探究活動について、ポスター形式でまとめ、発表することを通してこれまでの取組を振り返り、今後の探究活動に見通しを持たせること、また、1年生は次年度に向けて自分たちの探究活動をイメージすることを目的としています。

当日は3部に分かれて合計51件のポスター発表を実施し、発表する生徒たちは、緊張しながらも聴講者に活動内容を伝えようと一生懸命に発表していました。中にはポスター以外に探究活動で使っているものを準備しているグループも多々見受けられ、1,2年生ともに実りある会になったと感じています。

    

理数探究科1年KCS基礎 教科横断授業(英語・理科)(11/28)

11月28日(木)3,4時間目に英語科、理科の教科横断授業を実施しました。

3校時のSS英語では、3種類の酸について英語で書かれた文章と、英語で記載された実験プリントの読解を行いました。続けて4校時のSS化学では、生徒が3校時に読解した内容を理科教員に説明し、実験手順が正しいかを確認したのちに、3種類の酸と金属を反応させ、発生する気体の体積と反応速度のデータを取り、3種類の酸が何であるかを同定する実験を行いました。

生徒たちは、目の前に用意された実験器具をヒントに、内容をひとつひとつ確認しながら読み進めるとともに、注意して実験を行うことができました。普段の実験では、結果に注目することが多いですが、操作を熟読してから実験を進めるというのは教員にとっても新鮮でした。

   

理数探究科1年生、理数科2年生KCS基礎・探究 JICA研修員との交流(11/8)

理数探究科1年生、理数科2年生はJICA研修員との交流を行いました。

本プログラムは、JICA研修員との交流を通じて、本校のSSH事業で行っている取組を広く周知するとともに、課題研究で行っている内容について英語でやり取りすることにより、国際的コミュニケーション力を育成することを目的として例年実施しています。

 

今年度は日程の都合上オンラインでの交流となりましたが、5校時は理数探究科1年生が本校のSSH事業についてグループに分かれて発表を、6校時は理数科2年生が現在取り組んでいる課題研究の内容の説明を英語で行いました。

 

1年生はこの日のために下準備をしっかりと行い当日を迎えた一方で、2年生は自分たちの実験をしながら交流を行い、1年間で大きく成長していることを実感しました。

   

普通科2年KQⅡ 経過報告会(9/26)

9月26日(木)6,7校時にKQ(Koryo Quest)Ⅱの経過報告会を行いました。本プログラムは、KQⅡの進捗状況をまとめ、報告しあい、他グループと意見交流することで、探究のサイクル(課題設定→情報の収集→整理・分析→まとめ・表現)を回し、これまでの活動を振り返り、新たな課題を発見して、表面的ではない深まりのある探究活動の実現を目的としています。

今回はスライドでのプレゼンテーションを行い、各グループが進捗状況を報告しました。質疑応答の時間には活発な議論が行われ、探究活動の深まりを感じました。

 

  

理数科2年KCS探究 北見北斗高校理数科2学年生徒研究交流(9/24)

本校と同じくSSH事業の指定を受けている北海道北見北斗高等学校理数科2年生が本校を訪問してくれました。

本校2学年理数科の生徒と、現在進めている課題探究についてプレゼン資料をもとに意見交流を行いました。

自分の活動を言語化したり、質疑応答を行ったりすることで、改めて自身の探究活動を振り返り、見つめなおすことができました。

短い時間でしたが、生徒たちは交流を深め、別れを惜しみながらバスを見送りました。

北見北斗高校の皆さん、ありがとうございました。

  

理数科1年KCS基礎・3年生希望者 ブタの内臓解剖実習(9/6、9/21)

本実習はSSH事業、医進類型事業の1つとして、毎年1年生理数科と3年生の医学科・医療系の進学を希望している生徒を対象に実施しています。

今回、事前学習をもとに、ブタの内臓解剖実習を行いました。3年生の希望者は9月6日定期試験最終日の放課後に、理数科1年生は9月21日のオープンスクールの日に3時間かけて行いました。

21日は、講師酪農学園大学教授 金本 吉泰 様と、TAとして研究室の学生6名に来校いただくとともに、6日の実習を終えた3年生5名にも補助に入ってもらい、10班で実習に取り組みました。生徒たちは、事前課題で取り組んだ各臓器の部位、名称などの知識を備えて、肺の膨らむ様子や器官粘膜の触感、胆汁の臭いを確かめたり、腎臓の腎動脈に墨汁を入れて糸球体を観察したするなど、真剣な面持ちで視覚、触覚、嗅覚、聴覚をフル活用して、動物の生命と向き合いました。実習後は今回学びを与えてくれた生命に感謝し、黙祷で授業を終えました。

この経験をもとに、生命について理解をより一層深めてくれることを期待しています。

 

理数科1年KCS基礎・3年生希望者 ブタの内臓解剖実習事前学習(8/26)

8月26日6校時と放課後にブタの内臓解剖実習の事前学習を行いました。

本実習はSSH事業、医進類型事業の1つとして、毎年1年生理数科と3年生の医学科・医療系の進学を希望している生徒を対象に実施しています。6校時は1年生理数科40名、放課後は希望者16名を対象に、酪農学園大学教授 金本 吉泰 様の指導のもと、9月に実施する解剖実習に向けて目的や諸注意、手順を中心に学習しました。生徒たちは、動物の生命と誠心感謝の気持ちで向き合うべく、しっかりと聴講し、理解を深めました。

今後、当日までに、各内臓の部位や名称などを覚える課題に取り組み、「生命」にどう応えるのか、しっかり考えてから、9月の実習に臨みます。

  

令和6年度SSH生徒研究発表会@神戸国際展示場(8/7~8)

8月7日(水)、8日(木)に神戸市国際展示場で行われた「令和6年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」に、本校代表として3年生3名が参加し、KCSの授業で取り組んできた研究成果についてポスター発表を行いました。

「脱脂粉乳で実用的なプラスチックを作る」と題したポスターについて、全国の高校生や審査員の方から出た様々な質問に対して活発に意見を交わすとともに、他校の実践発表を聴講して、「どの発表も研究への熱量が凄かった」、「ポスターの作り方など、参考になった」、「代表校の発表は後輩たちにも見てほしい」と大きな刺激を受けていました。

理数科 令和6年度スーパーサイエンスハイスクールKCS課題研究発表会・運営指導委員会(7/19)

7月19日(金)に課題研究発表会を開催しました。この発表会は、本校の理数科3年生がSSHの学校設定科目KCS(Koryo Century Science)で取り組んできたことの集大成として行っています。これまで、英語でのポスター発表の準備を進めてきました。当日は理数科1・2年生、運営指導委員の先生方や釧路管内のALTの先生方の前で、課題研究の説明と質疑応答を行い、積極的な受け答えが見られました。

午後は運営指導委員会が開催され、運営指導委員の先生方から、本校のSSHの取組についてご指導・ご助言をいただき、今後の本校の取組の更なる発展に向けて、活発な議論が行われました。