理数科1年KCS基礎・3年生希望者 ブタの内臓解剖実習(9/6、9/21)
本実習はSSH事業、医進類型事業の1つとして、毎年1年生理数科と3年生の医学科・医療系の進学を希望している生徒を対象に実施しています。
今回、事前学習をもとに、ブタの内臓解剖実習を行いました。3年生の希望者は9月6日定期試験最終日の放課後に、理数科1年生は9月21日のオープンスクールの日に3時間かけて行いました。
21日は、講師酪農学園大学教授 金本 吉泰 様と、TAとして研究室の学生6名に来校いただくとともに、6日の実習を終えた3年生5名にも補助に入ってもらい、10班で実習に取り組みました。生徒たちは、事前課題で取り組んだ各臓器の部位、名称などの知識を備えて、肺の膨らむ様子や器官粘膜の触感、胆汁の臭いを確かめたり、腎臓の腎動脈に墨汁を入れて糸球体を観察したするなど、真剣な面持ちで視覚、触覚、嗅覚、聴覚をフル活用して、動物の生命と向き合いました。実習後は今回学びを与えてくれた生命に感謝し、黙祷で授業を終えました。
この経験をもとに、生命について理解をより一層深めてくれることを期待しています。