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理数科1年KCS基礎 中和の実験(5/23~)

理数科1年生のKCS基礎の授業において、「探究のプロセス」を繰り返しながら実験に取り組むことを目的とした「中和の実験」を複数回にわたり実施しました。質量パーセント濃度を等しくした酸性とアルカリ性の水溶液の滴定を行うなかで実験技能を習得するとともに、中和しない理由について班内で議論しました。そして別の時間では中和がおこる滴定実験をした後、実験結果と前回の結果と比較して差が生じた要因を話し合いました。話し合いでは、実験操作で注意したポイントや、これまでに学習した内容を踏まえて考察し、仮説を立ててその仮説を証明する実験などを考えました。同時に、実験レポートにまとめることを通して、学術研究における様々なルールについても学びました。