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進路活動日誌

進路活動日誌

医学部生招へい事業を実施しました!

 9月6日(金)の放課後に、医学科志望者と難関大学進学に向けた学習と課外活動等との両立を目指す生徒を対象として医学部生招へい事業を実施しました(参加生徒10名)。講師には、本校卒業生の北海道大学医学部医学科5年生の大西志の歩さんにお越しいただきました。
 90分間に及ぶ講演・座談会の中で、大西さんが医学部受験を志すまでの経緯や湖陵高校での様子、北海道大学の学生生活等について、熱く語ってくれました。また、事前アンケートで出てきた質問だけでなく当日出た質問に対しても、1つ1つ丁寧に答えてくれました。  
講演終了後には、何名かの生徒が受験科目選択について沢山の質問があり、有意義な講演となりました。
 特に印象的だったのは「受験科目に関係ないが化学に興味があり夏期講習を受講したこと」や「受験勉強の息抜きに生物の勉強をしたこと」でした。勉強を楽しむ姿勢が大切なことを改めて実感しました。
この場をお借りし、講師の大西さんにお礼申し上げます。

<事前アンケート、当日出た質問について>
・時間の使い方で工夫したことについて
・大学での勉強に向けて何かやっておいた方が良いこと
・数学の勉強法
・英語の勉強法について
・どうして北大にしたのか
・受験勉強で大変だったこと
・医学部医学科合格に向けてどのくらいの勉強時間が必要か
・一番効果があった勉強法
・科学の甲子園に向けてどんな勉強をすればよいか
・医学科を目指すようになった時期は
・勉強や課外活動などで忙しいときの優先順位のつけかたは

「医進類型指定校」~地域を支える人作りプロジェクト事業~

 本校はこれまでに、文部科学省「学力向上フロンティアハイスクール」の研究指定校および 北海道のエコーハイスクールプロジェクト事業の「北海道サイエンスハイスクール」実践校、 のちに文部科学省の「サイエンス・パートナーシップ・プログラム事業」支援対象校となり、 学力向上のみならず理数教育の充実を目指し、多角的な視点で様々な研究開発に取り組ん でいます。

 道教委は、地域医療に貢献できる人材育成のため、平成20年度から本校を含む9校を 医進類型指定校として支援しています。このプロジェクトには、医師不足が顕在化している 地域の高校からの医学科進学者を増やそうという狙いがあり、医学科受験に向けたカリキ ュラムを編成しているほか、北海道大学医学部、旭川医科大学、札幌医科大学と連携し、 以下のような取り組みも行っています。

 ○高校生メディカル講座(連携大学の教員による講義、講演)

 ○メディカル・キャンプ・セミナー(医学科進学に向けた学習や地域医療に関する講演の聴講)

 ○地域医療体験事業(病院を訪問・見学、医師との懇談、医療体験など)

 ○高校生医療体験活動報告会・討論会(指定校9校が札幌に集結し研究成果を報告)

 

メディカル講座の様子