６月１４日（火）から１７日（金）まで室蘭市の入江運動公園陸上競技場で行われた全道陸上競技大会の結果、個人２種目・リレー（4×400m）１種目で全国高校総体の出場権を得ました。公式練習から数えると５日間の日程のほとんどが雨という選手にとっては厳しいコンディションの中で行われましたが、出場選手はもちろんサポートにあたった控え選手もびしょ濡れになりながら戦い抜きました。
　初日の女子４００ｍで佐藤理子さん（3年）が８位入賞。残念ながら昨年に続いてこの種目での２年連続全国出場はなりませんでしたが、次の種目につながる内容のあるレースでした。２日目には本校女子としては十数年ぶりに１００ｍの決勝に佐藤直さん（3年）が進出しました。全国でも通用する実力を持った強豪揃いのレースとなりましたが、見事５位入賞（写真右から２人目）。念願の個人種目で初の全国出場となりました。３日目の女子８００ｍでは佐藤理子さん（3年）が４位入賞。見事に４００ｍの雪辱を果たしました。最終日、連日の雨で疲労もピークに達していましたが、女子４×４００ｍリレーで６位となり、昨年に引き続き２年連続でリレー競技での全国切符を手にしました。
　このような結果を収められたのも、いつも温かく子供たちを見守って頂いている保護者の皆様方（現地まで応援に駆けつけて頂いた保護者も多数いました）、帯同して頂いた松田トレーナー、日頃から優しく激励して頂いているＯＢの方々など、たくさんの方々の支えがあってのことだと思います。そして、春先の怪我が原因で地区大会・全道大会ともに走ることができなかった女子キャプテンが、いつも前向きにチームを鼓舞し、献身的に選手をサポートする姿勢に全部員が胸を打たれました。走った人も裏方もみんなでつかんだ全国の舞台です。「北海道」代表の名に恥じないよう頑張ってきますので応援よろしくお願いします。