SSH活動日誌
理数探究科1年KCS基礎 化学探究②(1/28)
理数探究科では、「化学探究」を行っています。
「化学探究」とは、2年生で行うKCS探究に向けて、実験ノートの使い方、実験計画の立案方法、水溶液の分析方法の習得などを目的として実施するもので、3回に分けて行います。
2回目となる今回は、水溶液に含まれる4種類の金属イオンを特定するための実験計画を立て、その計画に沿って実験を行いました。
限られた条件の中で、どのようにすればすべての金属イオンを特定できるかをグループで議論し、検証する方法が適切かどうか考えを深めていました。想像以上に深いところまで議論が進んでいる班もあり、次回の考察・レポート作成が楽しみです。
理数探究科1年KCS基礎 化学探究①(1/24)
理数探究科では、「化学探究」を行っています。
「化学探究」とは、2年生で行うKCS探究に向けて、実験ノートの使い方、実験計画の立案方法、水溶液の分析方法の習得などを目的として実施するもので、3回に分けて行います。
1回目となる今回は、金属イオンや陰イオンに関わる基礎的な内容の講義と基礎実験を行いました。
生徒は水溶液の色の変化により、水溶液に含まれる物質について議論しました。
釧路市こども遊学館でリサイクルアートコンテストを実施(1/19)
釧路市こども遊学館にて、リサイクルアートコンテストを実施しました。
本取組は、普通科2年生が取り組んでいる探究活動において、「ナッジ理論を利用したゴミ分別の促進」について取り組んでいる生徒たちが発案したものです。
ゴミの分別に対する理解を促進することを目的に、小学生を対象にペットボトルキャップ、ペットボトルのラベルや空き箱などを活用して、アートを作ってもらう活動を行いました。
理数探究科1年KCS基礎 みそ汁の塩分濃度は? (12/18)
理数探究科1年生で、みそ汁の塩分濃度を調べる探究を行いました。
この探究は、目の前に用意されたみそ汁の塩分濃度を調べる方法を自分たちで考え、
「計画立案→実験→評価・検証」をグループで一通り体験するというプログラムです。
我々教員は実験に関わる口出しは一切せず、
生徒たちが使用したい実験機器などを安全に使えるように見守っていました。
生徒たちはこれまでの人生で学んだ知識をフル活用してどうすればよいのか考え、実験を進めました。
理数探究科1年「KCS基礎」釧路湿原巡検報告会(12/13)
過日実施した釧路湿原巡検で得られたデータをもとに、巡検報告会を行いました。助言者として釧路国際ウェットランドセンター技術委員長 新庄 久志 様に来校いただき、さっぽろ自然調査館 渡辺 修 様、渡辺 展之 様には、オンラインでご指導いただきました。
生徒たちは水質と湿原の植生の関係、地表性昆虫とその周辺環境、太陽光発電の増加が湿原に与える影響、シカと地表性昆虫の関連性などをテーマに、12グループに分かれてスライドを作成・発表するとともに、データの取り扱い方や仮説を立証するデータが得られなかった時の議論の方向性など、今後につながるアドバイスをいただきました。
文理探究科1年、普通科2年「KQⅡ・総合的な探究の時間」中間発表会(11/28)
11月28日(木)6,7校時にKQⅡ・総合的な探究の時間の中間発表会を行いました。
本プログラムは、普通科2年生が取り組んでいる探究活動について、ポスター形式でまとめ、発表することを通してこれまでの取組を振り返り、今後の探究活動に見通しを持たせること、また、1年生は次年度に向けて自分たちの探究活動をイメージすることを目的としています。
当日は3部に分かれて合計51件のポスター発表を実施し、発表する生徒たちは、緊張しながらも聴講者に活動内容を伝えようと一生懸命に発表していました。中にはポスター以外に探究活動で使っているものを準備しているグループも多々見受けられ、1,2年生ともに実りある会になったと感じています。
理数探究科1年KCS基礎 教科横断授業(英語・理科)(11/28)
11月28日(木)3,4時間目に英語科、理科の教科横断授業を実施しました。
3校時のSS英語では、3種類の酸について英語で書かれた文章と、英語で記載された実験プリントの読解を行いました。続けて4校時のSS化学では、生徒が3校時に読解した内容を理科教員に説明し、実験手順が正しいかを確認したのちに、3種類の酸と金属を反応させ、発生する気体の体積と反応速度のデータを取り、3種類の酸が何であるかを同定する実験を行いました。
生徒たちは、目の前に用意された実験器具をヒントに、内容をひとつひとつ確認しながら読み進めるとともに、注意して実験を行うことができました。普段の実験では、結果に注目することが多いですが、操作を熟読してから実験を進めるというのは教員にとっても新鮮でした。
理数探究科1年生、理数科2年生KCS基礎・探究 JICA研修員との交流(11/8)
理数探究科1年生、理数科2年生はJICA研修員との交流を行いました。
本プログラムは、JICA研修員との交流を通じて、本校のSSH事業で行っている取組を広く周知するとともに、課題研究で行っている内容について英語でやり取りすることにより、国際的コミュニケーション力を育成することを目的として例年実施しています。
今年度は日程の都合上オンラインでの交流となりましたが、5校時は理数探究科1年生が本校のSSH事業についてグループに分かれて発表を、6校時は理数科2年生が現在取り組んでいる課題研究の内容の説明を英語で行いました。
1年生はこの日のために下準備をしっかりと行い当日を迎えた一方で、2年生は自分たちの実験をしながら交流を行い、1年間で大きく成長していることを実感しました。
普通科2年KQⅡ 経過報告会(9/26)
9月26日(木)6,7校時にKQ(Koryo Quest)Ⅱの経過報告会を行いました。本プログラムは、KQⅡの進捗状況をまとめ、報告しあい、他グループと意見交流することで、探究のサイクル(課題設定→情報の収集→整理・分析→まとめ・表現)を回し、これまでの活動を振り返り、新たな課題を発見して、表面的ではない深まりのある探究活動の実現を目的としています。
今回はスライドでのプレゼンテーションを行い、各グループが進捗状況を報告しました。質疑応答の時間には活発な議論が行われ、探究活動の深まりを感じました。
理数科2年KCS探究 北見北斗高校理数科2学年生徒研究交流(9/24)
本校と同じくSSH事業の指定を受けている北海道北見北斗高等学校理数科2年生が本校を訪問してくれました。
本校2学年理数科の生徒と、現在進めている課題探究についてプレゼン資料をもとに意見交流を行いました。
自分の活動を言語化したり、質疑応答を行ったりすることで、改めて自身の探究活動を振り返り、見つめなおすことができました。
短い時間でしたが、生徒たちは交流を深め、別れを惜しみながらバスを見送りました。
北見北斗高校の皆さん、ありがとうございました。