3月19日(火)の放課後に、医学科志望者と地域医療に興味を持つ生徒を対象に標記セミナーを実施しました(参加生徒20名)。本セミナーは、北海道教育委員会の地域医療を支える人づくりプロジェクト事業の指定校として、昨年度に引き続き行っている事業です。講師には、釧路労災病院腫瘍内科部長の澤田健太郎様(腫瘍内科専門医、本校卒業生)にお越しいただきました。
60分間の講演の中で、澤田先生が医学部受験を志すまで経緯や湖陵高校での様子について、地元である釧路の基幹病院に勤めるまでのいきさつやその想いについての話から始まり、「地域医療」と「へき地医療」の捉え方の違いや地域包括ケアの在り方について、具体的にわかり易く説明していただきました。また、後半には医師として求められる資質や能力、さらには医師としてのライフサイクルに至るまで、職業としての医師についてのお話をいただきました。最後には、医師として、社会人として、後輩である湖陵生に対して熱いメッセージをいただき、参加した生徒にとってとても有意義な講演となりました。
この場をお借りし、講師の澤田先生をはじめ、ご協力いただきました釧路労災病院の皆様にお礼申し上げます。